
賃貸契約にあたって、入居審査や契約書、重要事項説明書など、見たことも聞いたこともない難しい専門言葉が次々と出てくるかもしれませんが、ここが自分の今後の生活を決める正念場。トラブルを引き起こさないためにも、わからないことをわからないままにせず、しっかりと確認するようにしましょう。

あれもこれもと条件ばかりつけてしまっては見つかるものも見つかりません。自分にとって何が必須な条件なのか?優先順位をつけてしっかり把握しておくことが大事です。お部屋探しをする場合の「物件の条件」には、次のようなものがあります。
家賃
立地
間取り・広さ
入居時期

入居を希望する部屋が決まったら、申込を行います。入居申込書に記入をし、場合によっては預り金(申込金)を支払います。その際、本人確認書類の提出が必要になる場合があります。



入居申込書に記入された、本人の職業や勤務先、勤続年数、本人や連帯保証人の収入などから、大家さんや不動産会社が入居にふさわしい人物であるかを審査します。家賃が滞納されることがないかを最も見られるため、フリーターや連帯保証人がいない、転職を繰り返しているといった場合などは審査が通らないこともあるようですが、近年では保証会社を利用するなども可能な場合があります。


敷金
礼金
仲介手数料
前家賃
火災保険料
鍵交換費
初回保証委託料

住民票
収入を証明する書類(源泉徴収票・確定申告書など)
連帯保証人の収入を証明する書類(源泉徴収票・確定申告書など)
連帯保証人の印鑑証明
連帯保証人承諾書
火災保険加入申込書

はじめてのひとり暮らしをする人にとっては、聞き慣れない言葉に緊張してしまうかもしれませんが、「あなたが住むのは、こういう部屋ですよ」という確認をするのが『重要事項説明』、あなたと大家さんが部屋の貸し借りを取り交わす約束をするのが『契約』というと、わかりやすいのではないでしょうか。 今後の生活の拠点となる大事な場所のことなのですから、少しでもわからないことや疑問に思ったことがあったら、遠慮せずにその場で必ず確認するようにしてください。
STEP3の必要書類
印鑑
身分証明書
連帯保証人承諾書
銀行口座預金通帳と届出印(自動引き落としの場合)
お金もしくは支払を証明するもの
(敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険料など)

| 家賃・管理費・支払方法 | 家賃、管理費を最終的に確認しましょう。振込等で手数料がかかる場合はどちらが負担するのかといったこともはっきりさせておくと安心です。 |
|---|---|
| 更新条件 | 更新期間、更新料、家賃の値上げの有無を確認しましょう。 |
| 契約の解除 | 契約条件に違反した場合、家賃を滞納した場合など、契約が解除される条件について確認しましょう。 |
| 敷金精算の条件 | 退去のとき、最もトラブルとなるのが敷金の精算。入居者には原状回復義務(借りたときの状態にして明け渡す)がありますが、この基準が不動産会社や大家さんによって曖昧なため、トラブルが起こりやすいです。 |
| 禁止・注意事項 | 契約者以外の人が住む、ペットを飼う、石油ストーブを使う、楽器を使うなど、物件によって禁止されていることがあります。また、長期に部屋を空けるときは大家さんに連絡するといった注意事項もあります。 |

重要事項説明書・契約書の内容を理解し、納得した上で、署名・捺印を済ませたら、いよいよ契約の最終段階・引渡となります。支払を済ませ、契約書・領収証・預かり証・鍵を受けとれば、あなたの城となる部屋になります。

| 家具・家電の配置 | 引越で荷物を運び込むときになって、あれこれ考えていては時間も手間も必要以上にかかってしまいます。あらかじめ部屋のスペース等を測り、家具や家電をどのように配置するのかを考えましょう。 |
|---|---|
| カーテン | 防犯という観点からもカーテンは引越前に用意しておきたいもの。カーテンレールの有無、窓の大きさなどを確認しておきましょう。規格サイズ外ということもあるので、きちんと測ってみることをおすすめします。 |
| 照明 | 照明器具があらかじめ付いているとは限りません。昼間下見に行った場合、気づかないこともあるかもしれませんので、真っ暗な部屋の中で過ごさなくてはならないなんてことのないよう確認しておきましょう。 |
| 傷・汚れ | 退去の際に補修費用を余分に取られてしまうことのないよう、入居前からあった傷や汚れを見つけた場合、不動産会社や大家さんに連絡をし、できれば写真も撮っておきましょう。部屋を出るときになって、「これは誰が傷つけたのか」といったことでトラブルにならないよう早めの対応が肝心です。 |